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わが家の次男(もうすぐ3歳)は、1歳6ヵ月健診で発達の遅れを指摘され、今も定期的に発達フォローを受けています!
この記事を読んでくれている方の中には、もしかして同じような発達の遅れを心配しているママさん・パパさんがいらっしゃるかもしれません。
この記事を書くことで、不安を煽ってしまう可能性があることは心配しています。
それでも書きたいと思ったのは、もし同じように個性の範囲内ではない発達の遅れがあったとしても、同じような境遇の仲間はたくさんいると伝えたいからです!
私も発達の遅れに初めて気づいた頃、いろんな情報をネットで調べては不安になっていました。
身近に同じような課題を抱えている存在もいなくて、現状や今後のこともよくわからずモヤモヤする日々。
どうしたらいいのか、先が見えず不安になってしまうこともありました。
そんなとき、現状の理解やこれからの道しるべを与えてくれたのは、同じような発達ゆっくりっ子を育てるママさん・パパさんのブログでした!
発達ゆっくり育児も、本当に人それぞれ、個性もそれぞれなので、参考になるところ・共感できるところもすべてではないと思います。
それでも、いろんなお話を聞く中で状況を少しずつ理解できるようになり、現状を受け入れられるようになったことは、発達ゆっくり育児を始める大きな第一歩でした!
それに、同じように発達ゆっくり育児に奮闘する仲間がたくさんいると知ったことは、本当に心強かったです♡
私もまだまだ新米の身ではありますが・・・
発達ゆっくり育児に気づいて1年以上が経過した今、次男の個性について勉強しながら、少しずつ前に進むことができています!
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ただ、もし同じようにわからないことだらけで不安に感じているママさんがいたら、何かしらの参考になったら嬉しいです♡
発達ゆっくりに気づくまで
長男と次男はちょうど2歳差で、次男が産まれた頃はどちらかと言えば、当時2歳の長男の相手に奮闘する日々でした。
首のすわりは3カ月。
視線が合わない・反り返りが強いなど、特に気になることもなく、ずっと順調だと思っていました。
気になることがあったとしたら、腰のすわりが少し遅くて10ヵ月ぐらいだったけど…
1歳手前にはつかまり立ちも始めたので、特に気にすることもなく。
1歳4か月で1人歩きもできるようになり、『順調に成長してくれて感謝!』と、何の疑問も感じていませんでした。
というのも、1人目の時は発達の目安をすごく気にしていたのですが、少しぐらいゆっくりでも順調に成長していたこともあり、2人目は逆に全く気にしなくなりました。
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発達ゆっくりに気づいた1歳半健診
そんな時に届いた、1歳半健診のお知らせ。
健診日が近づいてきたので、事前問診票を記入することにしました。
確認していると、『いいえ』の項目がかなり多い!
『え?1歳半でそんなにできるっけ!?』とそこで初めて、発達がかなりゆっくりかもしれないということに気づきました。
あまりに『いいえ』が多かったので、心配になって事前にネットで検索してみると、出てくる出てくる不安を煽るワードの数々(笑)
寝耳に水という感覚だったのですが、そこで私にもようやく『もしかして…』という気持ちが生まれました。
1歳半時点で『もしかして』と感じた次男の様子
指さしをしない
これが1番気になった点かもしれません。
思い返してみると、長男は1歳前後から『あ!』『あ!』など言いながら、指をさして見たものを伝えようとしていました。
1歳を過ぎると、図鑑や本のいろんなものを指差ししながら、これは何かと問いかけてくることが多かったと思います。
たしかに次男にはそれが全くなかった!
そしてそれを全く疑問にも感じてなかった!笑
1歳半健診をきっかけにその違いに気づき、その意味について考えることになりました。
名前を呼んでも振り向かない
これも全く気にしていなかったのですが…(笑)
たしかに言われていると、名前を呼んでも特に振り向いたり反応がないことに気づきました。
問診票記入の際、確認のため何度も何度も試してみましたが、偶然振り返る以外は全然手ごたえがありませんでした。
意味のある発語がまったくない
発語に関しては、個人差でとても心配されているママさんも多いと思います!
健診でも発語の数などを聞かれると、『あれ、少ないかな!?』と焦りますよね!!
私の感覚では、発語がなくても、言葉を理解している感じがあれば問題がないように感じます。
というのも、うちの次男は発語以前にこちらの言葉も理解している様子がありませんでした。
『ちょうだい』『どうぞ』『(ゴミなど)ポイしてきて』など、指示が通ったこともありません。
2人目はいつまでも赤ちゃん扱いをしていたこともあり、コミュニケーションが取れないことも何とも思っていませんでしたが、たしかに1歳半で意思疎通が全くできませんでした。
こちらの言葉を全く理解していない
前述の項目と重なりますが、発語だけではなく、言葉を理解している様子が全くありませんでした。
というか、言葉が聞こえているそぶりもありませんでした(笑)
当時はその状況がよくわかりませんでしたが、おそらく次男の特性で、言葉も周りの雑音と同じように聞こえていたのかもしれません。
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『ねんね』『トミカのお部屋』『パン』『めんめ(ダメ)!』『お風呂』など日々の生活に使う言葉や、大好きな番組に出てくるキャラクターの名前は、かなり理解していると思います。
1歳半時点では特に気にならなかったこと
くるくる回る・回るものをずっと見る
その場でくるくる回ったり、洗濯機など回るものをずっと見たりするということは、1歳半の時点ではありませんでした。(次男の場合は、現時点でもありません。)
横目で見る
1歳半の時点では特に気になっていなかったのですが、2歳手前ぐらいから頻繁にするようになりました。
おもちゃを顔の横にあてて横目で見ていたり、机の上に並べたおもちゃを横目で見ていたりします。
耳を手でふさぐ
これも1歳半の時点では全くありませんでした。
が、2歳前半から頻繁にするようになり、3歳手前の今はめちゃくちゃよく耳をふさいでいます!
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違う音が原因だと信じてるよ♡笑
癇癪がひどい
これは今もそんなに苦労したことはありません。
もともと2人目として産まれているので、お兄ちゃんにおもちゃを占領されていることは日常茶飯事(笑)
遊んでいるものを奪われても、無理やり奪いに行くよりは、見ていない隙にコッソリ取っていることが多かったです。
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1歳半健診後のフォロー
1歳半健診を受けて、やはり定型発達から離れているところが多かったので、今後のフォローを受けることになりました。
健診後、心理士さんとの個別相談(任意)
健診終了後、別室で心理士さんとの個別相談を受けました。
型はめパズルや絵カード、積み木を使って、次男の認知程度を確認してもらいました。
当時はもちろん言葉での指示は通らず、積み木や型はめは心理士さんの真似をしながら少しできる程度。
『ワンワンどれ?』『プップはどれ?』などはもちろんわかりません!
(今でもわかってません…)
1歳半はまだ個人差が大きいとのことで、はっきりと指摘されることはありませんでしたが、言語・認知ともにおそらく1歳前後とのことで、遅れがあることは確かでした。
2歳になったら受ける発達検査の予約
発達検査はある程度間隔をあけて受けないと意味がないとのことで、次回は2歳になってから受けることになりました。
当時は、『それまでにがんばって伸ばしてあげて、実年齢に追いつけるようにがんばろう!!』と思っていましたが、今となってはそんなことも思わなくなりました(笑)
実年齢に追いつくことよりも、発達年齢に合わせた環境で、少しずつでもできることを増やしてあげられるよう意識しています♡
市の療育クラスの入園申請手続き
1歳半の時点ではまだ入れなかったのですが、次年度(2歳になる直前)から入園できる療育クラスの案内を受けました。
2週間に1回、90分の親子クラスなので、そんなに療育効果を期待するものではありませんでしたが、できることはしてあげたかったし、専業主婦で時間もあったので、申し込むことにしました。
保健師さんのフォローを受けたり、同じように発達課題のある子を育てるママさんと出会えたことはとても良かったと思います♡
今後について
2歳の状況や、3歳の状況については、また今後記事にしたいと思いますが、1歳半健診が終わったときに今後に向けてしたことは、主に下記3点です。
夫婦で現状について理解を共有をした
『もしかして…』と不安を感じたときや、『何か違うかも…』と違和感を感じたとき、それを旦那さんに初めて口にするのはとても勇気がいることだと思います。
パパもママも、何も問題なくすくすく成長してくれるのを願う気持ちは同じ。
『考えすぎ!』と思いたい気持ちも、きっと同じだと思います。
それでも、いろんなことが重なると、『考えすぎ』と思えない瞬間が出てきますよね。
私も1歳半健診の問診票をきっかけに、『もしかして』と思うようになりました。
最初に旦那さんに伝えるとき、『ショックを受けさせてしまうかな』という心配な気持ちもありましたが、問診票に『いいえ』が多いこと、発達フォローを受ける可能性があることは予め伝えておきました!
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ただでさえ不安や悩みが多く、孤独を感じやすい発達ゆっくり育児には、パートナーの理解は本当に重要だと思います!!
もし奥さんにその可能性を打ち明けられたパパさんがいたら、頭ごなしに否定したり考えすぎだと言うことなく、話を聞いてあげて欲しいと思います!!
今後の関わり方について考える
発達に特性がある場合、定型発達の子どもと同じ関わり方ではいろんな不都合や問題が出てきます。
私も長男のときの経験は一旦忘れることにして、次男の現状(発達年齢)と特性を理解し、それに合った関わり方について考えるようになりました。
同じ月齢の子どもたちと一緒にする活動が、だんだん難しくなってきたりしたので、一般的な親子教室などは無理に参加しなくなりました。
また、2歳になったら保育園に入れて働こうと考えていましたが、まだ他者への関心が薄く、自分の世界が中心の次男にとってはまだ集団が難しいのではないかと考え、自分の働き方についても変更することにしました。

保健師さんや療育の先生など、相談できる存在を作っておく
発達ゆっくり育児をしていると、『これで大丈夫だろうか?』『何かしてあげられることはないだろうか?』と不安になることがよく出てきます。
私も今は基本的に自宅保育をしていますが、『もっと刺激を与えてあげなくても大丈夫なのかな?』と不安になることもよくあります。
そんな時に、不安を相談したり、一緒に様子を見ながらいろんな提案をしてもらえる存在というのは、とても大切だと思います!
保健師さんは受けられるサービスや園に関するいろんな情報を持っているし、療育の先生はもちろん関わり方のプロなので、学べることはとても多いです♡
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2歳後半からは、市の親子教室に加え、週に1回児童発達支援施設に預けるようにしたよ♡
おわりに
かなり長い記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました♡
私もまだまだ発達ゆっくり育児初心者でわからないことだらけの身ではありますが、この1年間でもかなりいろんなことを知り、考え方が変わりました。
1歳半健診のときは、よくわからない現状と、漠然とした今後の不安を抱えていましたが、今は置かれている状況を理解し、当時よりは気持ちが前に進んでいると思います!
これからもきっと悩むことはたくさんあると思いますが、そんな時は先輩ママさんや同志ママさんと繋がりながら、少しでも明るく前向きに育児していきたいと思っています♡
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発達ゆっくりに気づいてから、やめたらラクになったことについても記事にしてみました!
もしよければご覧ください♡
