クリームママ
発達ゆっくり育児をされているみなさん、児童発達支援というサービスはご存知でしょうか?
わが家の次男は、1歳6カ月健診で発達の遅れを指摘され、そこで案内された市の親子療育教室に月に2回通わせていました。
加えて、半年~1年に1度は発達検査も受けていたのですが、児童発達支援の利用については市の方から何も案内を受けることはありませんでした。
私の場合、作業療法士(OT)として働いている友達が近所に住んでおり、次男のことで相談をしていたときに、児童発達支援について初めて教えてもらいました。
もしかすると、同じように自治体から案内を受けることなく、児童発達支援について知らないママさんもいるかもしれません。
クリームママ
私も次男が2歳頃からいろんな遊び場や親子教室に参加できなくなって、ずーーーっと自分が1人で見ることへの不安やしんどさを感じていました。
そんなとき教えてもらった児童発達支援という存在に、一筋の希望を感じた覚えがあります♡
実際に利用を始めている今、児童発達支援は、発達障害を抱える未就学児にとっても、そのママたちにとっても、非常に貴重な選択肢だと感じています。
利用が必要かどうかの選択肢以前に、児童発達支援の存在はぜひ多くのママさんに知っておいて欲しい!!
クリームママ
目次
児童発達支援とは
児童発達支援というのは、障害のある子ども(未就学児)が支援を受けるための通所支援の1つです。
生活の自立支援や機能訓練を行ったり、園のように遊びの場を提供してくれるなど、各施設によっていろんな特色がありますが、障害児の支援を目的にしている点は同じです。
クリームママ
児童発達支援の利用条件
児童発達支援は障害のある子どもの支援を目的にしているので、療育の観点から支援が必要とされる未就学の障害のある子どもというのが利用条件になります。
クリームママ
わが家の場合も当時、発達検査では顕著な遅れを指摘されていたものの、医師の診察などは受けていなかったので、診断書も手帳もありませんでした!
そんな場合でも大丈夫です!
健診や発達検査で療育の必要性が認められた場合や、園に通っているものの併せて専門的な療育の必要性が認められてた場合など、専門家の意見書を書いてもらえたら受給者証の申請が可能です。
クリームママ
児童発達支援利用に必要な受給者証とは
受給者証を取得することで、通所の申し込みができるとともに、1割負担でサービスを利用することができます。
ただ、受給者証の申請時に利用できるサービスの上限が決められるので、あらかじめどの程度児童発達支援を利用したいかについては考えておく必要があります。
わが家の場合は、保健師さんと市の担当者を交えて事前に面談が行われ、次男や私の状況や課題、意向などをヒアリングされ、今の時点で月に何日程度の療育が必要な状況かを、面談の中で審査されました。
クリームママ
というのも、当時は特に自宅保育ですごく困っているわけではなく、変化に弱い次男に無理のない範囲で療育に通わせたいと考えていた私の意向と、利用日数を必要以上に与えたくない市の意向が、月5日で合致した感じです。
わが家の場合専業主婦だったので
- 市の療育教室に加え、児童発達支援を利用する必要が本当にあるのか?
- 保護者がそんなに困ってないなら、まだ2歳なんだから自宅保育でいいんじゃないか?
- 刺激を与えたいなら、子育て広場や親子教室ではダメなのか?
- もし預けたいなら保育園や一時保育ではダメなのか?
というところを、遠回しに確認されている感じがしました。。。
児童発達支援の利用決定まで
受給者証の対象になることを知り、それなら児童発達支援を利用したいと思い始めた頃、実際に児童発達支援の見学を始めました。
クリームママ
通えそうな児童発達支援をリストアップ
まず、自宅から通えそうな距離で、2歳でも利用OKの児童発達支援をネット検索したり、作業療法士の友達に聞いたりして、とりあえずリストアップしていきました。
併せて担当の市の保健師さんにも情報提供をお願いしましたが、うちの自治体の場合、市では民間の児童発達支援をあんまり案内することはできないということで(?)、全然有益な情報はもえらえませんでした。
クリームママ
まずは電話で利用条件の確認、条件が合ったら見学の予約
リストアップした児童発達支援に、まずは電話をかけて詳細の確認をしていきました。
- 2歳でも利用が可能かどうか
- 可能な場合は利用可能時間
- 現在利用している未就学児の人数など
- 見学の可否
クリームママ
条件に合いそうな5施設を見学予約
2歳でも受け入れOK、かつ自宅から車で30分以内の条件に合うところを5ヵ所見つけ、順番に見学していきました。
5つの施設はそれぞれに個性があり、ざっとまとめるとこんな感じです。
- 某大手児童発達支援、1回40分でマンツーマン
- 個人児童発達支援、1日10:00-17:00ぐらいで何時間でも利用OK、往復送迎付き
- 姉妹園あり児童発達支援、1日3時間程度可でマンツーマン
- 法人児童発達支援、1日3時間程度でマンツーマン
- 個人児童発達支援、1回50分でマンツーマン
見学して気づくことも多かったですが、1回40-50分程度みっちり療育するところと、どちらかというと預けて遊んでもらう中で刺激を促してもらう、というところでは、雰囲気も全然違いました!
雰囲気や条件などを考え、施設を決定
私の場合、みっちり療育してもらうというよりは、次男が楽しく過ごしながら刺激を受ける場所を確保したいというのが大きな目的だったので、みっちり療育方針の1番と5番はまず除外しました。
そして、2番、3番、4番の3施設は、どれも母子分離で遊びながら刺激をしてもらえるというのは同じだったのですが…
クリームママ
2番は利用時間の制限もなく、往復送迎までしてくれるという好条件だったんです!!
でも見学に行ったとき、次男がうんちをしてしまうというハプニングが発生しました。
そのとき、先生知らんぷりだったんですよね…
それ以外に別に嫌なところもなかったのですが、このときの対応で、『もしこの施設に次男を預けてうんちしたら、あんまり親切には対応してもらえなさそう』と感じました。
クリームママ
そういうこともあり、3番と4番の2択が残り、正直どちらでもいいなと思える施設だったのですが、結果的に利用時間と家からの距離で最終的には4番に決めました♡
受給者証の申請→利用契約へ
利用する施設が決まったので、実際に受給者証の申請手続きに入りました。
申請してから手元に届くまでは約1ヵ月程度だった気がします。
受給者証が手元に届いたら、決定した児童発達支援と実際に利用契約を結びました。
クリームママ
まだ日は浅いですが、今のところこの施設を利用できていいことしかありません!!
次男も楽しく通えているし、私も週に2~3時間預かってもらえるだけで全然違います!!
あのとき児童発達支援の存在を知って、利用を決めて、本当によかったと思っています♡
おわりに
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます!!
まだまだ書きたいことはたくさんありますが(笑)、とりあえず児童発達支援決定までの流れはこれにて終了させていただきたいと思います!
児童発達支援がまた再開したら、次男の様子なども紹介させてもらいますね♡
直近の次男の成長記録はこちらです↓

クリームママ