「年賀状じまいシールを買ったけど、どこに貼るのが正しいの?」
こんな疑問を持つ方は多いと思います。
結論から言うと、公式に「ここに貼るべき」というルールはありません。
ただし、実際には「宛名面に貼る派」と「裏面に貼る派」に分かれていて、それぞれにメリット・デメリットがあります。
この記事では、宛名面と裏面に貼る場合の違いや注意点を整理し、あなたに合った貼り方を選べるように解説します。

年賀状じまいシールとは?
年賀状じまいシールは「来年からは年賀状でのご挨拶を控えます」という気持ちを、はがきに貼るだけで簡単に伝えられるステッカーです。
短い定型文が多く、相手に失礼なくこれからの連絡方法を知らせられるのが特徴です。
ただし、貼る場所については販売元でも「宛名面でも、裏面でも余白に」と案内されていることが多く、利用者の判断に委ねられているのが実情です。

年賀状じまいシール【宛名面に貼る場合】
メリット
- 確実に見てもらえる:はがきを受け取った相手が最初に目にするのは宛名面。貼っておけば見落とされにくいです。
- 伝わりやすい:宛名や差出人と同じ面にあることで、「正式なお知らせ感」を演出できます。

デメリット
- スペースが限られる:宛名や差出人を書いた後、貼れる余白は意外と少ないです。シールが大きいと貼りにくい場合があります。
- 注意が必要:切手や郵便番号枠、宛名にかかる位置はNG。郵便の機械処理に支障が出る可能性があります。
年賀状じまいシール【裏面に貼る場合】
メリット
- デザインに馴染みやすい:挨拶文や写真付き年賀状でも、余白に貼れば自然に溶け込みます。
- “追伸”のように添えられる:文末や下部に貼れば、やわらかいトーンでお知らせできます。
- スペースに余裕がある:裏面はデザインによって空白部分があるため、比較的自由に配置可能です。
デメリット
- 見落とされる可能性:相手が裏面の文章や写真だけをざっと見て終わってしまうと、シールに気づかれない場合があります。
- デザイン次第では浮くことも:イラストや写真が多い年賀状だと、シールが不自然に目立つことがあります。

年賀状じまいシールはどちらに貼るのが正解?

結論から言うと、年賀状じまいシールに「絶対の正解」はありません。
宛名面と裏面、それぞれに特徴があり、どちらを選ぶかは相手やデザイン次第です。
フォーマルな相手や確実に伝えたい場合
宛名面の差出人住所の下や余白に、控えめに貼るのがおすすめです。受け取った相手が必ず目にする部分なので、見落とされる心配が少なく「お知らせ」としての役割を果たせます。特に目上やビジネス関係の方には安心感があります。
親しい相手やデザイン重視の場合
裏面の文末や挨拶文の下に自然に貼る方法が向いています。写真入り年賀状やデザイン性の高いレイアウトでも違和感なくなじみ、従来の「挨拶文」に寄り添うような形で伝えられます。
要は、「確実に伝えるなら宛名面」「自然に添えるなら裏面」。
大切なのは、相手に失礼なく感謝の気持ちを伝えながら、自分らしい形で年賀状じまいを知らせることです。
年賀状じまいシールはどこに貼る?おすすめの貼る場所と注意点まとめ
年賀状じまいシールを貼る場所に、公式な決まりはありません。ポイントを整理すると次の通りです。
- 宛名面に貼る場合:確実に目に入るが、貼るスペースが限られる
- 裏面に貼る場合:自然に添えられるが、見落とされる可能性もある
どちらが正解ということはなく、相手との関係性やデザインに合わせて選ぶのがベストです。
大切なのは、これまでの感謝の気持ちを丁寧に伝えつつ、無理のない形で「紙からデジタル」へ移行していくこと。
そうすれば、相手にも気持ちよく受け取ってもらえる年賀状じまいになります。